Apple Watch 7の購入を検討されていて、ブラック系の時計が好きな方は新色ミッドナイトが最有力候補になるのではないでしょうか?
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- Apple Watch 7と6やSEのスペックの違いを知りたい
- Apple Watch 7の新しい文字盤を知りたい
iPhone 13/13 miniでも採用されているミッドナイトはApple Watchも同じような感じなのか気になる方も多いと思います。
このレビューでは、Apple Watch Series 7の新色ミッドナイトアルミニウムケースとスポーツバンドをたくさんの写真を使っって詳しくご紹介します。
Apple Watch 7 ミッドナイトケースとスポーツバンドを開封
真っ白い箱の中央にエンボス加工された「WATCH」の文字が入っています。
裏側の左右には紙で箱が開かないように封がしてある特殊な構造。
シンプルな箱の表面とは違って、内側は様々なApple Watchのイラストが描かれていて、とてもオシャレです。
Apple Watch本体とバンドは別々の箱に入っています。
iPhone13シリーズからApple製品の箱は、この写真のように矢印を引っ張って開封するタイプが多くなりました。
(iPad mini 6は今まで通りでしたが)
Apple Watch本体の箱の中には、本体の他に充電ケーブルと紙類などが入っています。
本体は厚紙に包まれていて、下から上に押し出すとスッと本体が出てきます。
今回のレビューはミッドナイトですので黒っぽい厚紙ですが、Apple Watchの本体カラーによって厚紙の色も違います。
スポーツバンドの箱の中には、バックル側のバンドが1本と調節穴が開いている方のバンドはS/MとM/Lの2本が同梱されています。
同梱物は本体、バンド、充電ケーブル。
充電ケーブルはUSB-Cになり、急速充電に対応しました。
Apple Watch 7 ミッドナイトケースとスポーツバンドの外観
それではミッドナイトアルミニウムケースとスポーツバンドの外観を見ていきましょう。
ミッドナイトという色は遠目で見ると写真のように、ほとんどブラックに近い色です。
ただ、本体とバンドは素材が違うため、明るい場所や光の加減によってはだいぶ色合いが違って見えます。
アルミの本体は光を反射して、樹脂のバンドは光を吸収しているからでしょう。
本体は黒に少し青みが入っている程度ですが、スポーツバンドは黒とネイビーの中間でダークネイビーという方がイメージしやすいと思います。
右側面はデジタルクラウン、マイク穴、サイドボタンと今までのApple Watchと同じ配置です。
左側面のスピーカーの穴は、Apple Watch 6までは真ん中で2つに別れていましたが、Series 7から1つにまとまりました。
背面はセラミックとサファイアクリスタルで傷つきにくくなっています。
ついでに画面もサファイアクリスタルガラスにしてほしい
写真を撮っていて気づいたのですが、本体のバンドを通す溝に型式とシリアルナンバーが印字されていました。
バンドはこの溝にスッとスライドさせて取り付けて、外す時は背面のバンドリリースボタンを押しながらスライドさせます。
スポーツバンドの表(左)と裏(右)の写真。
裏側は腕にピタッと着くと汗ばむので、緩やかに凹みがつけられています。
現在販売中のスポーツバンドの中では唯一ピンの色がグラファイトになっています(他はシルバー色)。
Apple Watch 7の新しい文字盤
Apple Watch 7の新しい文字盤と言えば、この「輪郭」が有名ですね。
ディスプレイの枠ギリギリまで表示されるApple Watch 7でしか利用できない文字盤。
コンプリケーションが2つしか置けませんので実用性はあまりありませんが、オシャレで時計として使用するにはいい文字盤だと思います。
常時表示オンにした時。常時表示中は文字が細くなって、秒針も表示されなくなります。
また常時表示中の明るさが70%も明るくなりました。
バッテリー消費が増えないか心配ですが、Apple Watch 6の時は常時表示中に暗くて見にくいことがあったので嬉しいアップデートです。
こちらは「モジュラーデュオ」。
大きなコンプリケーションを2つ配置できる文字盤で、この文字盤もApple Watch 7でしか利用できません。
watchOS 8から利用できるようになった「ワールドタイム」。
旅行をよくする方や海外の人とよくやり取りされる方には、便利な文字盤ですね。
こちらもwatchOS 8から利用できるようになった「ポートレート」。
今まであった写真の文字盤がアップグレードされ、細かく設定を行えるようになりました。
Apple Watch 7 ミッドナイトケースとスポーツバンドを装着
晴れた屋外で装着してみました。
画面輝度が1000ニトあるので画面はしっかり見えます。
僕の手首の幅は約5.5cm、手首周りは約17.0cmです。
今まで40mm、44mmどちらも使用したことがありますが、僕の手首には40mmの方が合っているのでSeries 7は41mmを選択しました。
ブラックのスポーツバンドと言われても分からない感じ。
室内の蛍光灯の下で撮影。
真っ黒な背景の前で撮影するとバンドの色の違いがよく分かります。
Apple Watch 7の急速充電スピード
充電スピードがApple Watch 6から最大33%早くなったと言われる7ですが、実際にどれくらいの時間で充電できるのか計測してみました。
開始 | 10分後 | 20分後 | 30分後 | 40分後 | 50分後 | 60分後 | 70分後 | 80分後 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1回目 | 0% | 20% | 42% | 66% | 80% | 91% | 95% | 100% | |
2回目 | 0% | 22% | 45% | 68% | 82% | 92% | 97% | 100% |
2回計測を行ない、バッテリー0%の状態から100%になるまでの時間を2回計測し、1回目は約75分、2回目は約72分で100%になりました(同梱の充電ケーブル + 他社100W充電器使用)。
Appleの公式サイトでは「約45分でバッテリーを0から80%まで充電します」と記載されてあり、正しい結果となりました。
付属の充電ケーブルの外装はアルミになりました。
Apple Watch 7 ミッドナイトケースとスポーツバンドの重量
アルミニウム41mmケースの重量は公表値どおり32gでした。
S/Mサイズのバンドをつけた状態で58g、M/Lサイズのバンドをつけた状態で60gです。
数あるスマートウォッチやスマートバンドと比較すると特別軽いというわけではありませんが、60gでも十分軽く邪魔にならないのでワークアウトや睡眠で使用しても気になりませんでした。
Apple Watch GPSモデルの比較
Apple Watch 7・6・SE・3のGPSモデルの比較をしました。
Apple Watch Series 7 | Apple Watch Series 6 | Apple Watch SE | Apple Watch Series 3 | |||||
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製品画像 | ||||||||
ケースサイズ | 41mm | 45mm | 40mm | 44mm | 40mm | 44mm | 38mm | 42mm |
ケース寸法 | 41×35×10.7mm | 45×38×10.7mm | 40×34×10.7mm | 44×38×10.7mm | 40×34×10.7mm | 44×38×10.7mm | 38.6×33.3×11.4mm | 42.5×36.4×11.4mm |
ケース重量 | 32g | 38.8g | 30.5g | 36.5g | 30.49g | 36.20g | 26.7g | 32.3g |
画面解像度 | 352×430ピクセル (904ppi) |
396×484ピクセル (1143ppi) |
324×394ピクセル (759ppi) |
368×448ピクセル (977ppi) |
324×394ピクセル (759ppi) |
368×448ピクセル (977ppi) |
272×340ピクセル (563ppi) |
312×390ピクセル (740ppi) |
画面常時表示 | 対応 | 非対応 | ||||||
画面輝度 | 1,000ニト | |||||||
バッテリー | 最大18時間 | |||||||
チップ | S7(64ビットデュアルコア) W3 U1チップ |
S6(64ビットデュアルコア) W3 U1チップ |
S5(64ビットデュアルコア) W3 |
S3(デュアルコア) W2 |
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位置情報 | GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、 BeiDou、コンパス、常時計測の高度計 |
GPS/GNSS、コンパス、 常時計測の高度計 |
GPS/GNSS、コンパス、 常時計測の高度計 |
GPS、GLONASS、Galileo、 QZSS、気圧高度計 |
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センサー | 血中酸素ウェルネスセンサー 電気心拍センサー 第3世代の光学式心拍センサー 加速度センサー 最大32G(転倒検出対応) ジャイロスコープ 環境光センサー |
第2世代の光学式心拍センサー 加速度センサー 最大32G(転倒検出対応) ジャイロスコープ 環境光センサー |
光学式心拍センサー 加速度センサー 最大16G ジャイロスコープ 環境光センサー |
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W-Fi | 802.11b/g/n 2.4GHz、5GHz | 802.11b/g/n 2.4GHz | ||||||
Bluetooth | ver 5.0 | ver 4.2 | ||||||
耐水性能 | 50m | |||||||
ストレージ | 32GB | 8GB | ||||||
緊急通報 | 海外における緊急通報 緊急SOS | 緊急SOS | ||||||
電子決済 | Apple Pay | |||||||
カラー | ミッドナイト スターライト グリーン ブルー (PRODUCT)RED |
シルバー スペースグレイ ゴールド ブルー (PRODUCT)RED |
シルバー スペースグレイ ゴールド |
シルバー スペースグレイ |
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価格 | 48,800円~ | 52,800円~ | 32,800円~ | 36,800円~ | 22,800円~ | 26,800円~ |
バッテリー持続時間は意外にどのシリーズも同じです。
画面の大きさの違いはあるものの、画面の常時表示や血中酸素濃度計測が必要か?が、Series 7・6かSEの選択基準になると思います。
Apple Watch 7 ミッドナイトケースとスポーツバンドのレビューまとめ
Apple Watch Series 7のブラック系カラーでスペースグレイから置き換わったミッドナイト。
本体のミッドナイトは少し青みがかかっているものの、ほとんど黒に近い色になっておりiPhone 13のミッドナイトの色と似ています。
一方、スポーツバンドは本体と比べると、より青みが強くダークネイビーといった感じですが、不思議と本体とスポーツバンドの組み合わせはバランスが良く、違和感はありません。
ミッドナイトの本体にブラック系のバンドと合わせても自然に使用できますので、今までスペースグレイのApple Watchを使っていてブラック系のバンドをたくさんお持ちの方でも安心して乗り換えられると思います。