【DIY】N-BOXエンジンオイル&フィルター交換方法を徹底解説!

2016-10-21

ホンダN-BOXのエンジンオイルとオイルフィルター(オイルエレメント)をDIYで交換する方法を詳しく解説します。

素人だけど自分で交換できるか心配・・・
心配いりません! 写真をたくさん使い、手順を追って詳しく解説しますので初心者でも大丈夫ですよ

こちらのエンジンオイルとフィルター交換方法の解説は、初代から現行まですべてのN-BOX(JF1・JF2・JF3・JF4)に対応しています。

 

N-BOXエンジンオイルとフィルター交換にかかる所要時間は30分〜60分

エンジンオイルやオイルフィルターの交換は、交換作業だけでなく、前後の準備や片づけ、掃除などにも意外と時間がかかります。

慣れていない間は60分ぐらいみておいた方が良いでしょう。

慣れてくると30分ぐらいで全ての作業を終えることができます。

 

N-BOXエンジンオイル交換に必要なもの

 

必ず必要なもの


エンジンオイル
1回のエンジンオイル交換で最大2.6L(JF1,JF2)、または2.8L(JF3,JF4)必要なので、3L缶か4L缶を購入すれば大丈夫です。またエンジンオイルの粘度は特にこだわりがなければ、メーカーのエンジンオイルと同じ0W-20のものを購入すれば良いでしょう。

オイルフィルター
オイルフィルターの純正品番は、H1540-RTA-003、またはH1540-RTA-004です。

ドレンワッシャー
(ドレンパッキン)
ドレンボルトの部分からオイルが漏れないように使用します。ホンダ純正ドレンパッキンの寸法は外径22mm、内径14.2mm、厚み2㎜です。また材質はアルミです。ドレンパッキンは再利用せず、オイル交換の度に新しいものに交換しましょう。

オイルジョッキ
エンジンオイルの量を計ってエンジン内にオイルを補給する時に使用します。オイルジョッキの側面には目盛りが書いてあります。N-BOXの場合は最大で2.8リッターのオイルを補給しますので、3リッター以上のオイルジョッキが良いです。

メガネレンチ(17mm)
ドレンボルトの脱着に使用します。スパナ(17mm)モンキーレンチでも代用可能です。

 

あると便利なもの


オイルフィルター
レンチ
オイルフィルターの脱着に使用します。オイルフィルターが硬くて外せない時に使用すると良いでしょう。オイルフィルターレンチがない場合はウォーターポンププライヤーパイプレンチでも代用可能です。オイルフィルターレンチを回すためには別途ハンドルモンキーレンチなどが必要です。

カースロープ
N-BOXをリフトアップするために使用します。ガレージジャッキジャッキスタンド(ウマ)でも代用可能です。

オイル受け皿
抜いたエンジンオイルを受けるために使用します。オイルを受ける時に小さいサイズだとこぼれやすいので、大きめのサイズが扱いやすいです。またオイルがノズルが付いているタイプの方がオイルを移す時に便利です。

ゴム手袋
オイル交換は素手でも可能ですが、ゴム手袋があった方が良いでしょう。薄手の手袋の方が細かい部品をつかみやすいですし、ドレンボルトなどの締め付けの感覚が分かるので良いです。100均のゴム手袋で十分です。

ウエス
オイルを拭くのに使用します。エンジンオイルの交換をしていると、慣れないうちはそこらじゅうオイルまみれになります。ウエスでなくてもタオルや布切れ、着なくなったTシャツなどでも大丈夫です。

ポイパック
(廃油処理箱)
廃油を捨てる時に使用します。ポイパックを使うと燃えるごみとして捨てることができます。自治体によっては引き取ってもらえない場合があるので、あらかじめ購入前に確認しておきましょう。

ポリ容器
抜いたエンジンオイルを一時的に保管しておくために使用します。20Lぐらいの容量のものを買えば、最大で7回分のエンジンオイル交換で出た廃油を保管できます。ノズル付きのポリ容器が便利です。
 

N-BOXに使用するエンジンオイルとオイルフィルター

 

エンジンオイルの種類

【N-BOX】メーカー推奨エンジンオイル

  • ウルトラ LEO(粘度 0W-20)
  • ウルトラ NEXT(粘度 0W-20)
  • ウルトラ Green(粘度 0W-20よりさらに低粘度)※JF3,JF4には非推奨

▲使用するエンジンオイルはメーカー推奨のものでも他社のものでも構いません。

粘度は特にこだわりがなければ0W-20のオイルで良いですが、10万キロ以上の過走行車は粘度を少し上げると良い場合があります。

僕の家族が12万キロのノア(純正オイル粘度0W-20)に乗っていますが、5W-30のオイルを入れていて絶好調です

エンジンオイルの量

N-BOXエンジンオイルの量(JF1,JF2の場合)

  • オイルのみ交換する場合:2.4L
  • オイルフィルターも一緒に交換する場合:2.6L

N-BOXエンジンオイルの量(JF3,JF4の場合)

  • オイルのみ交換する場合:2.4L
  • オイルフィルターも一緒に交換する場合:2.8L

▲N-BOXの型式がJF1・JF2かJF3・JF4によってオイルフィルターを交換した場合のオイルの量が違います。

3L缶を買えば足りますが、エンジンオイルは3L缶より4L缶の方が多く流通しているため、4L缶の方が安い場合があります

 

オイルフィルターの種類

【N-BOX】純正オイルフィルター

  • 15400-RTA-003
  • 15400-RTA-004

今回の解説ではホンダのパーツブランドHAMPのオイルフィルターH1540-RTA-515を購入しました。

純正オイルフィルターではありませんが、ホンダが出していますので安心できます。

オイルフィルターは1つだけ買うと割高で送料もかかるので、複数のまとめ買いがお得です。

N-BOX エンジンオイル&フィルター交換手順

N-BOXをリフトアップする

 

▲まず最初にオイル交換の作業をするために車体をリフトアップします。

リフトアップしなくても体が車体の下に入ればオイル交換は可能ですが、狭くて作業がし難いので初心者の方はリフトアップすることをオススメします。

リフトアップするには、カースロープガレージジャッキジャッキスタンド(ウマ)を使います。

どれもネットで比較的安価で売られていますので、今後自分でエンジンオイルの交換をされる方は一つ持っておくと便利だと思います。

▲オイル交換は車体の下に潜ります。

潜っている時に車が動いて下敷きにならないように念の為、後輪タイヤを輪止めしておきましょう。

 

N-BOXのドレンボルトとオイルフィルターの場所確認

▲車体の下を覗くとフロントバンパーのすぐ後ろにオイルパンがあって、そこにドレンボルトとオイルフィルターがついてます。

N-BOXはどちらもオイルパンの前側についているので作業がしやすいです。

 

N-BOXのドレンボルトを外す

次にオイルパンの下に受け皿をセットして工具でドレンボルトをゆっくり緩めていきます(反時計回り)。

工具はなめにくく力の入りやすいメガネレンチがオススメですが、なければスパナやモンキーでも大丈夫です。

N-BOXのドレンボルトのサイズはM14×1.5で、ボルトの頭の二面幅は17mmなので17mmの工具を使います。

ゆっくり緩めていって手で回るくらいになったらその後は手回しで、さらに回していくとオイルがポタポタと落ちてきます。

 

ドレンボルトを外すとドバーっ勢いよくとエンジンオイルが出てきます。

車を長運転してエンジンが温まった状態で作業する場合は、エンジンオイルがかなり熱くなっているので注意が必要です。

 

N-BOXのオイルフィルターを外す

ドレンボルトの穴からオイルがほとんど出てこなくなったら、次はオイルフィルターを外します。

このオイルフィルターはあまり固く締めてないので、手で回して外せることがあります(反時計回り)。

 

もしオイルフィルターが手で回らない場合は、オイルフィルターレンチを使います。

オイルフィルターレンチはラチェットハンドルなどのハンドルを頭にセットして使うのですが、ハンドルがない場合は頭が六角になっていますのでその部分をモンキーレンチなどで回して使っても良いです。

またオイルフィルターレンチ自体がない場合は、ウォーターポンププライヤーパイプレンチなどで直接オイルフィルターを回せば外せます。

オイルフィルターを外すと、その中に残っていたオイルがたくさん出てきます。

 

エンジンオイルが抜けるまで待つ

ドレンボルトとオイルフィルターが外せたら、エンジンオイルが抜けるまで待ちます。

ただ、いつまでたってもポタポタとエンジンオイルが出てきます。

完全に抜くことは不可能なので、ある程度抜けたらOKです。

 

この時点でエンジンオイルの給油キャップやオイルゲージを外すと、そこから空気が入るのでより早く抜くことができます。

 

エンジンオイルが抜けたらドレンボルトとオイルフィルターの当たり面をウエスで拭いて掃除します。

当たり面にゴミがついているとオイル漏れの原因になります。

 

N-BOXに新しいオイルフィルターを取り付ける

エンジンオイルが抜けたら、次はオイルフィルターの取り付けです。

取り付け前にオイルフィルターのパッキンにオイル(今回のオイル交換で抜いた廃油でOK)を塗って滑りやすくしておきましょう。 (最初からグリスみたいなものが塗ってある場合もあります)

これを塗らずにフィルターを取り付けるとパッキンが痛む可能性があります。

 

オイルフィルターを取り付けるときは、時計回りに回すと締まります。

【N-BOX】オイルフィルター締め付けトルク

12N・m、またはパッキンがオイルパンに当たってから3/4回転

オイルフィルターも締め付けトルクが決まっていて規定値のトルクで締めるにはトルクレンチが必要ですが、トルクレンチを持っている方は少ないと思いますので手締めで大丈夫です。

 

オイルフィルターには90度ごとに(1)(2)(3)(4)と番号が書いてあるタイプがあります。

3/4回転するには例えば(2)のところでオイルパンに当たったら、(1)まで回せば3/4回転になります。

12N・mとか3/4回転という数字は思ったより緩く、外れないか心配になって思わずそれ以上に締めてしまいそうになりますが外れないので大丈夫です。

 

手締めしにくい場合は、フィルターレンチを使用します。

 

N-BOXにドレンボルトを取り付ける

▲ドレンボルトにはドレンワッシャー(ドレンパッキン)がついていて、メーカーによって寸法や材質が違います。

ホンダ純正ドレンワッシャーの寸法

外径22mm、内径14.2mm、厚み2㎜

ボルトの径に合うワッシャーであれば、汎用品のワッシャーでもオイルが漏れることはないと思いますが、ドレンワッシャーはそんなに高いものではありませんので念の為メーカーと同じワッシャーを使用した方が安心です。

実はワッシャーには表裏があります(表裏がないタイプもあります)。

表面がツルツルで角がとってある方が表、角がとってなくてバリがあるのが裏で、表をボルト側、裏を車体側に使用します。

僕も最近まで表裏があることを知らず、それまでに何十回もオイル交換をしてきました。なので向きを間違いたからといってオイルが漏れることはないと思いますが、表裏が分かる方は使い分けた方がよいでしょう。

ドレンワッシャーはアルミや銅などの柔らかい材質なので、ボルトを締めるとキュッと圧縮されて変形します。

ドレンワッシャーは漏れ防止のため、再利用せず毎回交換しましょう。

 

ドレンボルトを取り付けるときは、時計回りに回すと締まります。

ドレンボルトに限らず、ボルトを締める時はまず手回しでスムーズに回ることを確認してから工具を使用します。

いきなり工具を使用するとボルトが斜めに入っていたり、噛み合っていなかった場合、ネジ山を壊してしまうことがあるので注意です。

 

このドレンボルトは締め付けトルクが決まっています。

【N-BOX】エンジンオイルドレンボルト締め付けトルク

40N・m

正確なトルクで締めるにはトルクレンチが必要ですが、ない場合は手締めでも構いません。

車屋さんやDIYでしている人のほとんどが大体の感覚で締めしていることが多いようです。

素人は思わず締めすぎてしまうことがあるため注意しましょう。

 

N-BOXに新しいエンジンオイルを入れる

▲ドレンボルトとオイルフィルターを取り付けたら、新しいエンジンオイルを補給します。

エンジンオイルの補給はしっかりと量を計って入れないといけないのでオイルジョッキが必要です。

N-BOXエンジンオイルの量(JF1,JF2の場合)

オイルのみ交換する場合:2.4L オイルフィルターも一緒に交換する場合:2.6L

N-BOXエンジンオイルの量(JF3,JF4の場合)

オイルのみ交換する場合:2.4L オイルフィルターも一緒に交換する場合:2.8L

エンジンオイルの量は多くても少なくてもダメです。

もしオイルを入れすぎてしまったら、またドレンボルトを外して抜かないといけないので、例えば2.6L補給したい場合は2.4Lとか少し少なめに補給して、足りなかったらまた少し足して・・・ということを規定量になるまで繰り返します。

 

エンジンオイルは写真の給油口から補給します。

 

▲勢いよくオイルを入れると溢れる可能性があるため、ゆっくり補給しましょう。

 

エンジンオイルが規定量入っているか確認する

エンジンオイルを補給したら、少しエンジンを動かしてオイルを隅々まで行き渡らせます

 

エンジンオイルが規定量入っているかの確認はレベルゲージを使用します。

ボンネットの中央下よりにオレンジ色の取っ手のついたレベルゲージがあります。

 

一旦、レベルゲージを引き抜いてウエスなどでオイルを拭き取った後、もう一度レベルゲージを挿して、また引き抜いてレベルゲージの位置を確認します。

オイルが付いている部分と付いていない部分の境目が上限と下限の間に入っていればOKです。

下限より下であれば、少しオイルを足して確認・・・を繰り返します。

エンジンオイルが規定量入ったら給油口のキャップとオイルゲージをしっかり閉めます。

 

エンジンオイルの漏れがないか確認

▲最後はエンジンをかけてドレンボルトやオイルフィルターのところから漏れがないか確認します。

 

交換後のポイント

▲使用済みの抜いたオイルを見て汚れ具合を確認しましょう。

新品のオイルが小麦色のような色をしているので、比較するとどれくらい汚れているか分かると思います。

 

エンジンオイルの廃油は、廃油処理箱(オイルパック)などを使うとゴミとして出せる地域もありますが、僕の住んでるエリアもその方法では捨てられません。

僕の場合は写真のように20Lのポリタンクにためておいて、車検の時に車屋さんに無料で引き取ってもらってます。

エンジンオイルは3L缶を購入しても、4L缶を購入しても余ります。

今後もDIYで交換される方は保存する時、缶に開封日と残量を書いておくと次回使用する時に便利です。

 

次回のエンジンオイル交換の目安のために、今回交換した走行距離を覚えておきましょう。写真のようにトリップメーターをリセットして0kmにしておくのもオススメです。

僕の場合はエンジンオイルはターボ車3,000km、ノンターボ車5,000kmで交換。

オイルフィルターはターボ車、ノンターボ車ともにエンジンオイル交換の時に2回に1回交換しています。

 

N-BOXエンジンオイル交換のまとめ

最初は時間がかかりますが、作業に慣れてくると30分ぐらいでできるようになります。

車屋さんにエンジンオイルの交換をお願いしてもよいのですが、近所にない場合は交換作業とは別に行き帰りの時間もかかります。

自分ですることによって好きな時にできるし、時間の節約にもなります!

エンジンオイルの種類や量などは車種ごとに違いますが、ここで解説した交換方法の基本的なことはどの車種でも同じですのでご参考ください。

スポンサーリンク

-