G-SHOCKの大人気モデル「GA-2100-1A1JF」のバンドをメタルコアバンド(コンポジットバンド)に交換しましたのでレビューします。
メタルコアバンド交換でまず思いつくのは、Amazonなどで販売されているカシオ純正メタルコアバンド(写真左)を購入して交換する方法です。
しかし今回はG-SHOCK「GW-B5600BC-1BJF」に標準装着されているメタルコアバンド(写真右)を使用しました。
- GA-2100-1A1JF純正ウレタンバンドとGW-B5600BC-1BJF純正メタルコアバンドのデザインが似ている
- 市販のメタルコアバンドのザラザラした表面処理がGA-2100-1A1JFのラグ部分のデザインと異なるため少し違和感がある
GW-B5600BC-1BJFのメタルバンドを使うことでデザインの相性がよく、まるで純正バンドのようなカッコいい時計に生まれ変わります!
「GA-2100-1A1JF」と「GW-B5600BC-1BJF」のバンドの違い
標準ではGA-2100-1A1JFはウレタンバンド、GW-B5600BC-1BJFはメタルコアバンドが採用されています。
GW-B5600BC-1BJFのラグ部分とメタルコアバンドにある丸い凹みのデザインが、GA-2100-1A1JFのウレタンバンドにもあり、両者のバンドのデザインが似ています。
GW-B5600BC-1BJFのメタルコアバンドは三つ折れ式の中留になっており、時計の脱着が非常にスムーズに行なえます。
バンドの取り付け方法はどちらもバネ棒ですが、GA-2100-1A1JFはクイックリリースレバーがついており特別な工具なしに着脱可能です。
側面から見た写真でもバンドの接続箇所の形状が異なります。
「GA-2100-1A1JF」のバンドをメタルコアバンドに交換
最初にGA-2100-1A1JFのウレタンバンドから取り外していきます。
まず側面にある4箇所のネジを精密プラスドライバーで取り外します。
ネジを回すときの基本は押しながら回すことです。
そうしないとネジ穴がなめてしまう場合があります。
取り外したネジは半ネジになっています。非常に小さいネジですのでなくさないように気をつけてください。
4箇所のネジが外れたら、クイックリリースレバーをスライドさせながら、バンドを斜めに引っ張ると外れます。
クイックリリースレバーはマイナスドライバーや爪などでも動かせます。
バンドが外れました。バネ棒はバンドから外れませんが、バンドの遊びをなくすためにバネ棒の周りに筒のような小さな部品がありのでなくさないように気をつけてください。
続いて同じ要領でGW-B5600BC-1BJFの側面の4箇所のネジも取り外します。
取り外したネジを見るとGA-2100-1A1JF(写真左)とGW-B5600-1BJF(写真右)のネジの長さが違うことが分かります。
GW-B5600BC-1BJFは一般的なバネ棒で固定されていますので、写真のような専用工具ないと取り外しは難しいです。
バネ棒をよく見ると2本の膨らんだ線が入っていますので、その2本の線の間にバネ棒外しを差し込んで内側にスライドさせるとバンドが外れます。
ケースの厚みはGA-2100-1A1JFが11.8mm、GW-B5600BC-1BJFが13.4mmです。
GA-2100-1A1JFは最新のカーボンコアガード構造なので薄いですね。
写真でも分かるようにGA-2100-1A1JFの方がバネ棒の経が大きいです。
今回はGW-B5600BC-1BJFのバネ棒を利用して、GA-2100-1A1JFにメタルコアバンドを取り付けます。
逆にGA-2100-1A1JFのウレタンバンドはGW-B5600BC-1BJFには取り付けられません
「GA-2100-1A1JF」メタルコアバンド装着後の外観
GA-2100-1A1JFにGW-B5600BC-1BJF純正メタルコアバンドを取り付けてみました。
ケースとバンドのデザインが合っていて純正バンドと思える見栄えです。
装着するとケースのラグとバンドの取り付け部分に少し隙間ができますが特に気になりません。
またバンドはしっかり固定されていて外れるようなことはありません。
真横から見てもまったく違和感がありません。
今回はGW-B5600BC-1BJFのバネ棒をそのまま利用しましたが、GA-2100-1A1JFと同じ経のバネ棒を購入すれば、より隙間なくしっかり取り付けれると思います。
GW-B5600BC-1BJFの純正メタルコアバンドはAmazonなどでは販売されておらず、時計本体ごと購入する必要があるためその分費用がかかりますが、GA-2100-1A1JFとデザインの相性が非常によくてオススメです!