コンパクトで多機能な「Elecife USB-C ハブ 12in 1」をレビューします。
外出先で使うことがあるからコンパクトな方がいい
さまざまな接続をすることがあるけど、USBハブを1つにまとめたい
このような方にオススメなのがこのUSBハブで、12ものポートで様々な状況に対応できます。
また、コンパクトなUSBハブは外部モニターの出力が4K 30Hzまでのものが多いですが、このハブはHDMI単一使用で4K 60Hzの出力が可能です。
開封
▲Elecifeという会社は2020年に出来た新しい会社で、USBハブやドックステーション、スマートリードカード、ミニプロジェクター、TWSヘッドフォン、その他のスマートホーム製品などのデジタル家電製品を生産・販売している会社のようです。
現時点でこのUSBハブは、Elecifeの主要商品となっています。
▲箱の裏側には仕様が書かれています。
このUSB-Cハブの売りは、「全部入り」と「トリプルディスプレイ」のようです。
主要なポートが揃っていますので、ほとんどの状況に対応できると思います。
▲箱の中に白いスポンジの緩衝材に包まれて梱包されていました。
アルミ合金の筐体で触ると冷っとします。
▲同梱物は本体と説明書のみです。
▲唯一入っていた説明書は全て英語で書かれてあり、まったく分かりません。
▲よく見ると「i」の文字が人のシルエットになっていました。
ロゴの「Elecife」は「ElectricLife」の略で「電気」はテクノロジー、インテリジェンス、イノベーション、開発、「ライフ」は人間とより良い生活をカバーするという意味があるそうです。
▲本体背面には、FCC、CE、リサイクルマークなどが印字されています。
ポートの構成
▲USB3.0×2、USB2.0×2とUSB端子が豊富なので使い勝手が良いです。
▲右側のHDMI端子は、単体の利用で4K 60Hzの出力が可能です。
左側のHDMI端子は、4K 30Hz出力なので注意です。
▲このUSBハブにはSDカードとMicroSDカードスロットがあり、2つのカードを同時に読み書き可能です。
UHS-I規格で読込速度は104MB/S、書き込み速度は30MB/Sとなります。
写真のようにSDカードはUSBハブ本体に対して表向きに挿入しますが、microSDカードは裏向けに挿入します。
▲本体のUSB-C端子は金メッキ加工がされています。
▲1000Mbpsのイーサネットに対応しています。
イーサネットポートのないノートパソコンでも有線接続できるので良いですね。
▲通信の状況によってオレンジと黄緑のLEDが点灯します。
サイズと重量
▲公表値では重量118.6gとのことでしたが、実際の値は126gと少し重かったです。
接続テスト
▲USB-C端子にPD 100W出力のACアダプター(白いケーブル)を接続して、MacBook Proにつないでみました。
本体はほんのり温かい程度で熱くはありませんので、木の机などの上に直に置いても問題ありません。
▲仕様ではノートパソコンへの電源供給は87Wということでしたが、実際にMacBook Proのシステム情報で確認すると充電ワット数は89Wとなっていました。
▲4Kモニターがないため確認ができませんが、3440×1440のウルトラワイドモニターでは60Hzで表示されていました。
注意点
▲この手のハブはモバイル用途での使用も考えられているためのケーブルが短く、ノートパソコンスタンドなどを使う場合、写真のようにハブが浮いてしまいます。
▲ハブやケーブルの重みでノートパソコンのUSB-Cポートに負荷がかかりますので、こういったUSB-C延長ケーブルを使用することをオススメします。
このハブの性能を最大限に引き出すには、通信速度5Gbps、PD 100W充電、映像出力4K 60Hz対応のケーブルを購入する必要があります。
▲外出先で使用する場合はこのような感じになると思いますので、ちょうど良い長さのケーブルだと思います。