Apple Watch 7 アルミニウムケースのカラーラインナップからシルバーが消えました。
代わりとなるスターライトはどちらかというとゴールドに近い色味であまり好きになれず、僕はミッドナイトのSeries 7を購入しました。
しかし、Series 8でシルバーが復活。
シャープでクールな印象のシルバーはどんな服装でも、どんなシチュエーションでも使いやすく、やっぱりシルバーのApple Watchがいいということで、Series 8のシルバーアルミニウムケースを購入しました。
本記事ではApple Watch 7やSE(第2世代)との比較を交えながら、Apple Watch 8 シルバーアルミニウムケースの外観や文字盤との組み合わせ、おすすめのケースなどをご紹介します!
Apple Watch 8 シルバーの開封
パッケージはSeries 6から変わっておらず、Series 8でもまったく同じです。
「WATCH」もエンボス加工で立体的になっていて、高級感のあるパッケージです。
パッケージの内側にはApple Watchのイラストが描かれています。
イラストはSeries 8のカラーのAppe Watchが描かれていて、今回レビューしているシルバーもあります。
今回購入したのは、Series 8 シルバーアルミニウムケース 41mmとNikeスポーツバンドブラックの組み合わせ。
Nikeの文字盤を使いたいから、Nikeモデル!
ということでNikeのスポーツバンドを選んだんですが、Series 8からNikeモデルはなくなり、普通のモデルでもNike文字盤が使えるようになったことを後で知りました。
Apple Watch本体のパッケージを開けると、本体はカラーに合わせた厚紙に包まれています。
Series 7はミッドナイトを買ったので黒い厚紙だったのですが、シルバーは薄いグレーの厚紙になっています。
Apple Watch 8 シルバーの外観
今回のレビューではブラックの純正スポーツバンドを装着しています。
マットな感じのシルバーアルミニウムなので、屋外の明るいところでは少し白っぽく見えますね。
文字盤のカラーが違うとガラッと雰囲気が変わります。
黒い文字盤の方がベゼルが目立たないので、僕はこちらの方が好みです。
斜めからでも文字盤の視認性はいいです。
ラウンドした画面とアルミニウムケースの境界には凹凸がなく、とても高級感があります。
側面のデザインもSeries 7と全く同じ。
どのカラーを選んでも本体背面はブラック一色。
装着すると見えないので気にならないのですが、特にシルバーは背面が目立ちますね。
Series 8 41mmケースには、Series 6以前の38mmや40mmケースのバンドが装着可能です。
写真ではSeries 6 40mmに付属していたブラックスポーツバンドを装着しています。
直射日光下では画面の輝度MAXでもさすがに見にくい。
ただ見えなくはないという感じです。
Apple Watch 8におすすめのケース
見た目や操作性の面でApple Watchはケースやフィルムをつけず、裸で使いたい。
新しいApple Watchを購入するといつもそう思うのですが、何度もぶつけて傷をつけたことあるのでケースは必需品です。
今回はYOFITARのケースを購入したのですが、使ってみてとてもよかったのでご紹介します。
今回は本体カラーと同じシルバーのケースを購入しましたが、他にも多くのカラーが用意されています。
材質は周囲がプラスチックで画面の部分はガラスになっています。
写真のようにしてみるとプラスチッキー感が出て、安っぽく感じますが、Apple Watchに装着しているとプラスチックなのか、金属なのかほとんど分からないレベルです。
スピーカー穴の両サイドに入るうっすらと見える線がなければ完璧だった。
装着はまずDigital Crownの部分を合わせてから、スピーカー側を押し込むとパチッとハマります。
何度も脱着を繰り返していますが、いまのところApple Watch本体に傷は付いていません。
41mmのApple Watchにこのケースを装着すると、45mmぐらいのサイズになります。
操作性については右から左へのスワイプが少しやりにくくなる程度で、その他は非常に快適に操作できます。
ケースをつけると画面の上にガラスが一枚のるため、明るい場所だと光の反射で少し曇ったようになりますが、見えなくはありません。
ケースありの方がシルバーでメタルっぽい雰囲気だと思うのですがどうでしょう?
Digital Crownの出っ張りが少なくなるため少し回しにくくなるのですが、指先をつかえばスムーズに回せます。
反対にサイドボタンはむしろケースをつけている方が押しやすいです。
こうやって見るとケースじゃなくて、こういうデザインの時計に見えなくもないです。
シンプルなデザインなので、自然でケースをつけてる感が少ないのが、このケースのメリット。
操作性もよく、価格も1,000円程で購入できるのでオススメです。
watchOS 9で追加された新しい文字盤
watchOS 9では「メトロポリタン」「ルナー」「プレイタイム」「アストロノミー」の4つの文字盤が追加されました。
この新しい文字盤は、Series 8以前のモデルでもwatchOS 9にアップデートすれば利用可能です。
メトロポリタン
クラシックな雰囲気の「メトロポリタン」。
今回追加された文字盤の中では一番実用的で、コンプリケーションも4つ配置できるので使いやすい。
オシャレなアナログ文字盤「カリフォルニア」も良かったですが、「メトロポリタン」が新たな定番となりそう。
常時表示中のデザインもおシャレでいい感じ。
Digital Crownを回すと時計のフォントが変わっていきます。
時計のスタイル変更や時計・文字盤全体の背景色を変更できます。
コンプリケーションは画面の四隅に設置可能。
ルナー
グレゴリオ暦と太陰暦の関係を表した「ルナー」。
Digital Crownを回すと月の満ち欠けを確認できます。
背景は黒一色ですが、フォントや秒針のカラーを変更できます。
時計はアナログとデジタル、コンプリケーションは四隅に設定可能です。
プレイタイム
アーティストJoi Fulton氏とのコラボレーションによって生まれた「プレイタイム」。
遊び心あふれる文字盤で、数字のキャラクターが画面の中をゆらゆらと動き回ります。
時間が変わるときの動きがかわいいです。
文字盤のカスタマイズは、背景色を変更するぐらいしかできません。
アストロノミー
地球、月、太陽系の時間の経過を立体的に表示してくれる「アストロノミー」。
「アストロノミー」は以前からありましたが、watchOS9で完全にリニューアルされました。
指で地球や月をクルクル回せます。
天体観測が好きな方には、うれしい文字盤。
実用的な文字盤ではありませんが、文字盤の種類が増えてくれるのは良いですね。
Nike
Nikeの文字盤は以前からあるのですが、Series 8からNikeモデルが廃止され、watchOS 9にアップデートすれば、全てのApple Watchで使えるようになりました。
Apple Watch 8・SE (第2世代)・7の比較
Apple Watch 8 | Apple Watch SE (第2世代) | Apple Watch 7 | |
---|---|---|---|
製品画像 | |||
ケースサイズ | 41mm / 45mm | 40mm / 44mm | 41mm / 45mm |
寸法 | 41mm : 41 x 35 x 10.7mm 45mm : 45 x 38 x 10.7mm | 40mm : 40 x 34 x 10.7mm 44mm : 44 x 38 x 10.7mm | 41mm : 41 x 35 x 10.7mm 45mm : 45 x 38 x 10.7mm |
重量 | 41mm : 31.9g〜 45mm : 38.8g〜 | 40mm : 26.4g〜 44mm : 32.9g〜 | 41mm : 32.0g〜 45mm : 38.8g〜 |
ディスプレイ | 41mm : 352 x 430px(904ppi) 45mm : 396 x 484px(1143ppi) | 40mm : 324 x 394px(759ppi) 44mm : 368 x 448px(977ppi) | 41mm : 352 x 430px(904ppi) 45mm : 396 x 484px(1143ppi) |
画面輝度 | 最大1,000ニト | 最大1,000ニト | 最大1,000ニト |
耐水 / 防塵 | 耐水 : ○ / 防塵 : ○ | 耐水 : ○ / 防塵 : ✕ | 耐水 : ○ / 防塵 : ○ |
バッテリー時間 | 最大18時間 | 最大18時間 | 最大18時間 |
機能 | 皮膚温度測定 : ○ 衝突事故検出 : ○ 血中酸素濃度測定 : ○ 心電図測定 : ○ 心拍測定 : ○ 常時表示 : ○ 高速充電 : ○ | 皮膚温度測定 : ✕ 衝突事故検出 : ○ 血中酸素濃度測定 : ✕ 心電図測定 : ✕ 心拍測定 : ○ 常時表示 : ✕ 高速充電 : ✕ | 皮膚温度測定 : ✕ 衝突事故検出 : ✕ 血中酸素濃度測定 : ○ 心電図測定 : ○ 心拍測定 : ○ 常時表示 : ○ 高速充電 : ○ |
カラー | ミッドナイト スターライト シルバー (PRODUCT)RED | ミッドナイト スターライト シルバー | ミッドナイト スターライト グリーン ブルー (PRODUCT)RED |
価格 | 41mm : 59,800円〜 45mm : 64,800円〜 | 40mm : 37,800円〜 44mm : 42,800円〜 |
画面輝度や耐水、バッテリー駆動時間はどれも同じです。
Apple Watch 8とSE(第2世代)の違い
- 画面の表示領域が狭い(ベゼルが太い)
- 常時表示ディスプレイ
- 高速充電
- 皮膚温センサー
- 血中酸素センサー
- 心電図アプリ
- 防塵(IP6X)
- ケースカラーの(PRODUCT)RED
- ケース素材はアルミニウムのみ
価格差が約22,000円ありますのでApple Watch 8と比較すると大きな機能差がありますが、使い勝手を左右する大きな違いは常時表示ディスプレイと高速充電で、それが必要かどうかでApple Watch 8かSE(第2世代)を選んでよいと思います。
特に常時表示ディスプレイについては良く考えて購入しないと後々後悔します。
腕時計としてよく時間を確認される方は手首を返さなくても時間が表示されている常時表示ディスプレイはとても便利です。
その他に皮膚温度や血中酸素濃度、心電図などヘルスケアを目的とした利用であればApple Watch 8が選択肢になりますが、基本性能やできることはSE(第2世代)でも同じなので、それらが必要なければコスパの高いSE(第2世代)がおすすめです。
Apple Watch 8と7の違い
- 皮膚温センサー
- 衝突事故検出機能
- ケースカラーのシルバー(7のブルー、グリーンは8にはない)
Apple Watch 8と7は皮膚温センサーと衝突事故検出機能の有無が大きな違い。
CPUチップがS7プロセッサからS8プロセッサに変更されたり、41mmモデルが0.1g軽くなったりと、細かな変更点はあるのですが体感できる人は少ないでしょう。
Series 7は販売終了しているので市場の在庫は少ないですが、値下がりしています。
もし皮膚温センサーや衝突事故検出機能が不要であれば、安価なSeries 7がおすすめです。
僕も皮膚温センサーは使っていないので、使用感はSeries 7と全く変わっていません。。。