GBX-100NS-1JFは、ベースモデルのGBX-100-1JFをオールブラックにしたモデルでデザイン・多機能・低価格を兼ね備えた素晴らしいG-SHOCK。
ゆえに海の近くで仕事や生活をする方はもちろん、普段遣いにオススメできるモデルです。
- GBX-100NS-1JFの外観を詳しく見たい
- GBX-100NS-1JFの特徴は?
- スマートフォンと連携してどんなことができるの?
- GBX-100-1JFとの違いは?
そんな疑問をお持ちの方に、普段遣いで約半年間使用した筆者がGBX-100NS-1JFの特徴や外観、メリット、デメリットを詳しくご紹介します。
GBX-100シリーズの違い
G-LIDE GBX-100シリーズにはベースモデル、ナイトサーフィンモデル、シグネチャーモデルが存在します。
各モデルの違いはデザインとバンドの質感だけで、液晶画面の表示や機能はまったく同じです。
バンドはベースモデル、ナイトサーフィンモデルがマット仕上げで、シグネチャーモデルはツヤのある仕上げのなっています。
GBX-100NS-1JFの外観
スクエア型で5600系を縦に少し長くしたようなデザインで、ベゼルは樹脂とメタルが組み合わされています。
白文字は少なく、マットブラックで統一された落ち着いたイメージです。
画面の下にライトのボタンがあります。
その下のバンドの付け根には「G-LIDE」とプリントされています。
ライトボタンは樹脂で縞鋼板のようなデザインです。
ボタンを押すとデフォルトで1.5秒点灯しますが、設定から3秒に変更することもできます。
側面のボタンもライトボタンと同じデザインで統一されています。
ボタンは面積があり押しやすいです。
海やトレーニング等の激しい動きでも外れないように尾錠はダブルピンタイプになっており、ベルトにはたくさんの穴が空いて通気性が良いです。
尾錠枠は樹脂ですがトップ部分と同じように角を落としたデザインになっていて、安っぽさはありません。
ダブルピンなのでベルトの脱着が少しやりにくく感じました。
裏蓋はネジ止めで電池は交換式(CR2032)、寿命は約2年です。
バンドはバネ棒で固定されているので、工具があれば簡単に取り外せます。
バンドはマット仕上げでサラサラした手触り。汚れても水で流すときれいになりそうです。
バンドの遊環には凸起があり、激しい動きでもズレないようにしっかり固定できます。
ポイント【1】 スクエア型でオールブラック
僕はG-SHOCKの5600系のデザインが好きです。
5600系の種類は非常に多く、スマホ連携できるモデルも少しずつ増えています。
このGBX-100NS-1JFは5600系ではありませんが、スクエア型のデザインでオールブラック、MIP液晶搭載モデルというのはこの時計だけでした。
光の加減で変わるフェイス
GBX-100NS-1JFは一見すると黒一色ですが、ベゼルトップ部分にはヘアライン加工されたステンレスが使われており、光の加減によって見え方が違います。
真っ黒に見えるときもあれば、ダークシルバーに見えるときもあり、とてもカッコいいです。
GW-B5600BC-1BJFと悩んだ
GBX-100NS-1JFの購入の際、GW-B5600BC-1BJFと悩みました。
GW-B5600BC-1BJFもスクエア型でスマホ連携ができるモデルですが、MIP液晶ではなく従来の液晶です。
クールな印象の反転液晶ですが、GW-B5600BC-1BJFはソーラーパネルの部分が光の加減で白っぽく見えてしまいます。
この部分が真っ黒だったらもっとデザインにまとまりが出たのにと思います。
またGBX-100NS-1JFとGW-B5600BC-1BJFはどちらもスマホ連携ができますが、スマホと連携してできることに大きな違いがあります。
GW-B5600BC-1BJFは、「G-SHOCK Connected」というアプリでアラームやリマインダーなど限られた機能しかありませんが、GBX-100は、スポーツモデルのG-SQUADと同じ「G-SHOCK MOVE」というアプリで、ワークアウトやアクティビティデータ、ライフログなどスマートウォッチ的な機能があります。
そして何よりもGBX-100NS-1JFは、スマホの様々な通知を音と振動で知らせてくれる機能がついていることが大きな決め手でした。
ポイント【2】高精細MIP液晶
反転液晶の弱点克服!高解像度で文字が見やすい
MIP液晶は解像度が高く非常に見やすいです。
反転液晶でありながら、従来の液晶より白の部分がより白くクッキリと表示されるため、反転液晶の見にくいというデメリットがありません。
もうひとつ僕が気に入っている点はフォントがとてもかっこよく、見やすいというところです。
5600系のセグメントの数字にも良いところがあるのですが、MIP液晶のフォントは本当にカッコいいです。
解像度が高いのでタイドグラフやトレーニングデータのグラフなど非常に多くのデータをきれいに表示できます。
直射日光下や夜間でも見やすい
MIP液晶は直射日光の下でもくっきりと見やすく視認性はとても良いです。
バックライトは高輝度なLED(スーパーイルミネーター)が搭載されており、青白く光り暗がりでも見やすいです。
手首を傾けると自動で点灯するオートライトの設定も可能ですが、多機能で電池の消耗が多いモデルなので節電のため6時間後に自動でオフになります。
ポイント【3】スマホ連携でスマートウォッチ的な使い方ができる
スマホの通知を音と振動でお知らせ
最近はスマホと連携できるG-SHOCKが増えてきましたが、その中でもGBX-100NS-1JFはかなり多機能なモデルです。
スマホの通知を時計に知らせてくれる機能ももちろんついています。
音だけでなくバイブレーションで教えてくれるので便利!
画面左上のBluetoothのアイコンが点灯していれば、スマホに接続されている状態です。
またメールや吹き出し、電話等のアイコンの背景が白くなってNEW!となっていれば、新着お知らせがあります。
新着のお知らせは、最新10件までリストで表示可能です。
LINEのメッセージを受信したときの画面で、LINEに登録している名前が表示されます。
ここからボタン操作でメッセージの本文を読むことも可能です。
LINEやメール、SNSなどのメッセージが長くて画面に収まらない場合、ボタン操作でスクロールして読むことができます。
電話着信も通知可能です。
あとから履歴を確認することもでき、いつ誰から電話があったか知らせてくれます。
今までスマホのマナーモード解除するのを忘れて電話着信に気づかないことが多かったのですが、この時計は振動で知らせてくれるので気づかないということがなくなりました。
基本的にスマホの通知は全て表示されます。
写真はラクマやiPhoneアプリの280blockerの通知を表示しているところです。
G-SHOCK MOVEアプリで通知方法を細かく設定可能です。
ネックなのは通知する・しないの設定が電話着信と電話着信以外(LINE/SNS/メール 他)しか選べないということです。
ですのでApple Watchや各社スマートウォッチのようにアプリごとに個別に通知をする・しないの取捨選択ができません。
時計側で通知させたくない情報は、スマホ側で通知を止める必要があります。
専用アプリ「G-SHOCK MOVE」で時計の設定やデータ確認ができる
GBX-100NS-1JFは「G-SHOCK MOVE」アプリを使います。
「G-SHOCK MOVE」は非常に多くの情報を確認でき、時計の設定もこちらから行えます。
アクティビティデータを日・週・月ごとに確認したり、データの分析やトレーニングの目標を作成することもでき、継続してトレーニングができるよう工夫されています。
ライフログのデータも確認可能です。
アチーブメントと呼ばれる機能もあり、設定した目標に対する達成度を視覚的に表示でき、モチベーションアップにつながります。
アプリ上で様々な設定が可能です。
プログラムタイマーやアラーム等も小さな時計の画面では操作しにくい設定もスマホの大きな画面で設定ができるので、操作しやすいです。
タイドグラフは世界中の主要なサーフポイント約3300箇所の中から選択可能です。
「G-SHOCK MOVE」はWEB版も用意されています。
各種データをクラウド保存する設定にしていればパソコンのブラウザなど大きな画面で見ることもできます。
GBX-100NS-1JF リストショット
5600系より少し大きいですが、マットブラックで時計が引き締まって見えますので大きさは感じません。
ちなみに僕の手首は一番細いところで17cmぐらいです。
留め金が2本足で慣れるまではベルトの脱着がしにくいです。
GBX-100NS-1JFレビューまとめ
一般的なスマートウォッチのバッテリーは長くても2週間ももたない時計が多い中、GBX-100は充電不要(電池持ち2年)でスマートウォッチのような使い方ができます。
しかも画面は常時表示です(G-SHOCKなので当たり前ですが…)
Apple Watchと同じようなデザインのスマートウォッチが多い中、GBX-100NS-1JFはG-SHOCKでも人気の高いスクエア型のデザインで非常にカッコよく、時計としての魅力もあります。
スマホ連携のできるG-SHOCKの中ではコンパクトでスマートに装着できるGBX-100NS-1JFは唯一無二の存在でオススメの時計です。